公約を公表しました② 公約全文 (飯山日記 7月25日)


少し長いですが22に日に公表した全文を掲載します。

公約2014 地域力全開戦略=地域資源を力に変え、信州飯山をひらこう!
2014年7月 江沢きしお

1―1 目標

〇若者が暮らせる地域を創ります。
若者優遇ではありません。高齢者が安全安心に暮らせるためにも絶対必要、かつ最善の策なのです

〇社会はすべての人を必要としています。高齢者・障がい者・社会的弱者も含め、市民一人一人にふさわしい役割と出番がある地域を創ります。
(人生の最大の不幸は・・「自分は誰からも必要とされていない」と感じる事なのです:マザーテレサ)

1-2 重点的取り組みの基本方針

〇2月から122日をかけて取り組んだ市内全戸8100戸余りの訪問は、訪問が目的ではありませんでした。気軽にご意見を聞かせていただくために、なるべく少数で、時には1人でお伺いさせていただきました。ありがたいことに目からウロコの貴重なご意見をたくさんいただきました。この結果を踏まえ、市民が最も望み、最も必要であると判断したことから重点的に取り組みます。

〇-人口減少に歯止めをかけます-
特にきわだっている直近3年間の人口流出と減少。結果、事業面だけでなく、生活面、精神面にも影響は広範囲かつ深刻になっていることを痛感しました。人口が減って困るのではなく、困るから人口が減ったのです。そして減少があるレベルを超えると、お客様=需要の減少、公共・民間サービスの低下となり、人口減少が人口減少を招くという最悪のシナリオが幕を開けてしまいます。まさにラセン階段を下り出すような状況にはブレーキはありません。現状はすでに下りかけているという危機感もなく、日本の人口も減っている、などという言い訳をしていては解決にもなりません。対策にはあらゆる可能性を排除せず、何としてでもくい止めなければ地域消滅につながります。

〇-若者の経済・雇用対策に取り組みます-
 原因調査さえされていないという若者の転出。どんな事業でもPDCA(計画・実行・チェック・改善)のCがない限り対策はありません。スピード感を持って対策に取り組む必要があります。若者が暮らせない限り地域は衰退します。若者がいることで、はじめて高齢者も安全安心に暮らせるのです。

〇-新幹線の徹底活用を喫緊課題として取り組みます-
40年に及んだ市民の夢、新幹線飯山駅。その集大成は駅舎を作ることではありません。周囲の産業、景観、機能を新幹線活用型にして、市民が豊かになることです。にもかかわらず、建物建設の進捗状況の説明にあけくれて失われた3年間。最終段階かつ最終機会の今、残された時間と資金はまったくなくなってしまいました。新幹線を活用した事業の展開を進めるのは今をおいてありません。このままでは、費用対効果の悪い駅に、多額の税金を投入して開業しただけとなり、次世代の市民に膨大な負担を転嫁することは免れません。

〇-地域力を全開にして取り組みますー
行政、市民、企業、医療機関、NPO、学校…それぞれの強みを連携させます。
 そのコントロールの前提は民意の尊重と徹底的な情報公開です。市民から市長に直接意見を述べていただけるファックス、電子メールも設けます。
〇他の自治体とは、協調と競争で切磋琢磨し、お互いの向上を目指します。
〇市長交代による行政の混乱をきたさないようにします。
 例えば新幹線関係の建築、催事などは原則として従来の計画、予定どおり実施します。
〇市のエンジンである市役所の職員が能力を十二分に発揮して市民に貢献できるよう、職員と意思疎通します。

分野別取り組みは次のとおりです。

2-1 人口減少に歯止め力

①転出者を減らす ②転入者を増やす ③死亡を減らす ④出生を増やす

〇-緊急人口問題調査を実施します-
チェックなくして、対策なし。2か月で調査・回収・分析・公表、次の2か月で対策立案、2015年度予算に反映します。直近3年間は2,300人以上というすさまじい雪崩現象の人口流出。問題は若い世代が多いこと、この理由をみきわめる調査→対策が最優先です。場合によっては調査・分析・対策を同時進行するスピード感が必要でしょう。

〇移住促進、移住定着チームの設置-
Iターン、Jターンを経験したベテランをトップとする現実を良く知っているチームを編成し、移住希望者へのアドバイス、移住者へのフォローなど、移住促進、移住定着を推進します。経験者の、体験にもとづく知恵は、きわめて実践的で貴重です。また、その方々から発信される口コミほど強力な宣伝効果はありません。

〇転入者増加と転出者減少策例-(後述)
◎先端的医療介護地域創造
〇医療系専門学校誘致
〇飯山日赤病院の強化
〇首都圏自治体の介護施設誘致
◎各種起業促進
◎地域おこし協力隊、青年人材センター、首都圏からの移住促進
転入者増加と転出者減少を目指します。

2-2 若者が暮らせるまちづくり力

〇若者政策の基本は、しっかりした経済と安定雇用です。加えて必要なことは、古い慣習に縛られない生活や、いろいろな意味でちょっとオシャレな魅力ある暮らしやすい地域を創ることです。

〇近隣自治体に比べてそん色のない水準の水道料金、各種検診料金、賃貸住宅家賃を実現します。
飯山に住み続けるための基本です。生活の基本として大切な公共料金。近隣自治体との比較総点検を速やかに実施、公表し、必要な対策を2015年度予算から計上します。

〇若者子育て支援について近隣自治体、下條村など注目自治体の施策の比較総点検を速やかに実施、公表します。

〇若者子育て支援について、上記比較総点検結果、下條村などの施策を十二分に参考とし、保育料負担軽減なども含め、ドラスティック(抜本的、徹底的)な内容を、2015年度予算から展開します。
    <下條村>若者住宅(集合住宅2LDK65㎡、ベランダ、駐車場2台付き、3万3千円~3万4千円)、出産祝い(第2子5万円、第3子20万円)、入学祝い(小学校2万円、中学校5万円)、福祉医療(高校まで医療費無料化)

〇婚活支援を継続充実します。
 
〇障がいのあるお子さんのためのデイサービス機能の確保、病後児保育事業の実施などについて検討し、逐次実施のために必要な措置を講じます。

〇青年人材センターを設置します。(後述。)

〇各種スポーツや文化活動に親しみやすい環境を整備します。

〇家族いっしょに楽しめる一定規模のある遊園地を造成します。

〇地域共同作業(おてんま)の負担軽減 共同機械化などあらゆる工夫を支援し、若者、高齢者の負担を軽減します。

2-3 しっかりした経済と安定雇用の実現

〇得意分野を持ち、新感覚で、しかも国費でまかなう「地域おこし協力隊」という人材を全面活用し、各地域からの配置要望も踏まえながら、新たな地域ビジネスの創出など地域活性化を進めます。一定の人数以上および人数以下でないと効果は得られません。今年のようにたった1人では当人に負担を強いるばかりです。1年目には10人を採用します。その状況を踏まえ、2年目以降さらに増員します。

〇事業局を法人として設置します。
民間では行えない、しかし市としては推進しなければならない事業を実施します。そのもとに青年人材センターを設け、冬季雪堀、夏季除草等の作業をはじめ、木材の間伐、伐採なども視野に入れ、青年(50歳以下)の雇用の受け皿とします。作業は原則として有料とします。約1年かけて調査準備し、2年目に発足、約20人を雇用、順次増やして4年目で約60人規模にします。

2-4 農林業力

〇農業は飯山市にとって、観光と並ぶ基盤産業です。JAや意欲ある農業者などと協議し、農業力を強化するため、以下の施策を推進します。農業は、昨今の世界の食糧事情、安全な食物に対する欲求の高まりなどから、確実に日本の成長産業、未来産業です。

〇市内の小学生から大人まで希望に応じ農業体験できる仕組みをつくります。飯山市の農業の可能性と重要性を市民に理解してもらうためです。

〇「稼げる農業」の実現を目指します。集落営農への支援など、これまでの農政を基本的に継承しながら、「稼げる農業」の実現に注力し、若者の新規参入を促し、農業の再生を期します。

〇合言葉は「めざせ8桁農業!(売上1000万円以上)」です。
農業者の高齢化、遊休荒廃地の増加とその活用を念頭に置き、リーダーとなり得る若い農業者に経験豊かな農業者が営農指導する体制を作ります(里親など)。有利な販売先の構築方法、インターネット活用の有効な宣伝方法、生産物への物語性の付与方法などについて、適切な指導助言を得られるような体制も整備します(既に市内の一部では江沢きしおの調整により外部との交流が実現し、効果を生んでいます)。
農業を目指す若い人材に、業務開始資金の支援も検討していきます。

〇飯山農業の象徴の一つであるアスパラ王国の再生を目指します。土壌改良法が確立されたことを踏まえ、上述の指導体制、支援資金なども活用して実現します。

〇危機的な状況にある養豚業の持続を大前提に、関係者と早急に相談を開始し、成案を得て実施に移します。

〇全て国費の青年就農支援制度を最大限活用し、毎年最低5名以上の青年就農を目指します。

〇小規模でも手足の長い(=大学農学部等と連携)農林業活性化研究センターを設置します。

〇誰でもいつでも使いやすい農産物加工機能を整備します。瓶・缶・真空パック、レトルト(カレーなど完成型食品)、乾燥食品、カット野菜、特殊冷凍などについて、近隣自治体施設との役割分担を踏まえながら整備を進めます。

〇共同配送センターを設置します。産直などを発展させるためには物流経費を引き下げる必要があります。
ロットが少なく配送困難に陥っている青果物等にも対応できます。

〇水路管理、農道整備などが、高齢化、農業離職者増加に伴って困難化している現状を踏まえ、水路の暗渠化、農道整備の効率化などを支援していきます。

〇林業は、いま大きく変わろうとしています。木材自給率はこの10年で18%から28%と伸びています。林業就業者に占める若年者(34歳未満)の比率は18%(2006年)とあがってきています。さらに東京オリンピックでの木材の需要増も見込まれます。
元来林業は雇用受け入れ先として重要なものであるばかりでなく、木質バイオなどの技術進化に連れて新たな活用方法も増え、休養の場としても重要です。
地代の大きな流れをしっかりつかみ、飯山の将来産業の一つとして、着実に育成していく必要があります。
 飯山市202km3の36%を森林が占めています。そのなかに伐期60年前後の杉林も相当あり、有効活用の機会を逃すとその損失を取り戻すことはできません。もとより、より長期に森林とともに生きる生き方をしっかり立て直すことが必要です。問題から逃げずに取り組みます。

〇早急に臨時林業調査会を立ち上げ、木材利用、環境維持、休養林機能、木質バイオ、里山景観維持、鳥獣被害対策、加えて雇用確保などの観点から、飯山市の林業政策を練り直し、2015年度予算から必要な対策に取り組みます。

2-5 観光力

〇観光力を強化します。観光は、農業と並ぶ飯山市の重要な基盤産業です。信州いいやま観光局、地域観光協会、観光関係者などと協議し、地域資源の徹底活用を実現し、以下の施策を実施します。

〇信越自然郷について、従来以上に県や関係市町村、関係団体などと連携し、発信力を高めます。景観について、市民の議論を経て策定されるルールを尊重し、普及に努めます。

〇日本水準の歴史資産である正受庵、御旧関(榎御坊)、小菅の重点整備を実施し、強力発信します。

〇台湾からのインバウンド(誘客)を促進し、アジアのエネルギー(需要)を取り込みます。その結果を踏まえて、順次、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンなどに着実に拡大します。

〇新幹線と連絡したSL走行を実現します。こんな駅は世界初です。全国に100万人といわれるマニア垂涎の情景です。

〇SLも活用し、スポーツと文化活動などを組み合わせた総合観光を実現します。4ライン(飯山線、国道117号、千曲川、信越トレイル)の総合観光です。トレッキング、ラフティングボート、バイク(自転車)、スキー、スノーシュー、写真、絵画、作詞、ジャズ、音楽、温泉、食などの多様な組み合わせが実現できます。

〇交流人口は、毎年対前年約2割増を目標とし、4年間で倍増を目指します。

2-6 商工業力、建設建築力

〇市内での日用品購入など、市内への資金還流、循環型経済が長期的に見て市民生活の維持にとって重要であることを分析整理し、市民の普及啓発に努めていきます。食料や日用品の購入さえままならない地域の不便さに、正面から向き合う必要があります。

〇商品開発力を高める方法、販売力を高める方法について、商工会議所、個別企業のご意見などを伺い、行政として支援できることを積極的に行います。

〇起業を積極的に支援します。
補助金や制度融資については、市外からの投資を積極的に呼び込むため、市民と非市民を区別しません。使い勝手が悪くて金利が高いため、県の数分の一しか利用されていない市の制度融資。これを徹底的に利用し易く改善するとともに、積極的な活用を促すため、案件によってはマイナス金利も辞しません。
市内なら起業・既業を問いませんから、現企業への積極的な支援でもあります。

〇M&A支援機構(仮称)により市内企業・商店の存続をはかります。(M&A=合併と買収)
事業を第3者に譲りたいという場合、譲渡を希望する人を探し、必要があれば調整も行う仕組みをつくります。大規模事業対象のビジネスとしては成立していますが、小規模性、極秘性、経営ノウハウなどが必要なため、商工会議所と連携して推進していくことも考えられます。
毎年の減少数を起業数で賄うのは現実的に不可能です。起業も重要ですが既存の設備、顧客、ノウハウを継承して減少に歯止めをかける事もより効果的かつ重要です。会社や商店が倒産でもないのに無くなっていくことは、生活の利便性の低下のみならず、地域経済にとって大きな損失です。

〇長期未利用となっている工業団地について、当初目的に関わらず、住宅地、スポーツ施設などへの転用も含め、真剣に活用策を検討していきます。

〇飯山の誇りである冬季道路等除雪体制維持のためにも、建設建築関係の公共事業について、市内への資金循環が円滑に行われるよう、制度、運用などについて、検討工夫していきます。

2-7 新幹線の徹底活用

〇いまだ具体化していない新幹線飯山駅からの2次交通。飯山駅の生命線と位置づけ、その整備・確保を喫緊の課題として取り組みます。必要があれば公費を投入します。

〇飯山日赤病院の医師確保に全力で協力します。特に、産婦人科、小児科、脳神経外科、内科などの充実が急がれます。新幹線飯山駅から徒歩3分に位置することは最大の強みです。医師は金沢からでも、東京、大宮、高崎からでも通えます。市長が先頭に立って、飯山出身の医師に故郷への貢献を強くお願いします。

〇「飯山日赤病院強化」をふるさと納税活用希望先として新たに追加します。

〇医療系専門学校を誘致します。概ね1年程度での協定締結を目標とし、その後速やかに開校を目指します。看護師・理学療法士、又は言語聴覚師などの国家資格を取得できる学校です。高校より上の学校はこの60年間、飯山にはありませんでした。

〇都市の介護施設を誘致します。直ちに東京23区等と折衝を開始します。
都市自治体と連携し、飯山市の介護保険給付に影響を与えない住所地特例活用型の施設です。100床程度の施設の実現を目指します。保険のみならず、建設費の負担もありません。施設の一部を飯山市民が利用できるようにも交渉します。建設にあたっては新幹線や市民プラザのような資金の市外流出はできる限り防ぎ、市内の事業者に資金循環できる方法がないか検討します。

〇都市部からの移住促進を推進します。週末移住、2地域居住など多様な生活形態についても対応し、あらゆる可能性を掘り起して推進していきます。競合する他自治体の促進策を速やかに点検し、そん色のない移住促進策を整えます。飯山出身の方には、積極的にUターン情報を提供します。

〇コールセンター(電話受発信)、データセンター、小規模研究開発機能など、IT・通信関係の業務に的を絞って誘致を検討します。「集中」は経営戦略のスタンダードです。
〇市立霊園を創設します。飯山の持つ既存地域産業を利用できる強みのみならず、注目されてつつある墓参り、清掃代行などの新ビジネスも考えられます。首都圏等の需要調査、歓迎される霊園のありかたの調査などに着手します。

2-8 福祉力

〇50余名の介護施設入所待ちの市民への対応、老々介護の負担緩和、介護離職の回避などの観点から、広く民生委員や市民の意見に耳を傾け万全を期していきます。

〇知的障がい者、精神障がい者を重点に、概ね1年程度で実態をしっかり把握します。その結果に基づき、有効な対策を計画的に着実に実施していきます。市が中心となり、民生委員、関係福祉法人、関係専門資格をもつ方々の協力を得て進めます。

〇障がい者の人権を守り差別をなくすための啓発に取り組みます。障がい者が正しく理解され暮らしやすくなるための支援体制の充実に努めます。国における精神医療の進化発展に期待し、必要な協力、情報提供などを進めていきます。

〇手話が言語であるとの認識に基づき、手話の普及に関する基本理念その他重要事項について規定する「手話言語法」制定を望む声に耳を傾け、飯山市としても前向きに検討を進めます。

〇一人暮らし高齢者向けの集合住宅の社会実験に2015年度から取り組みます。今まで家庭を、地域を支えてくださった多くの一人暮らし高齢者の皆さんに戸別訪問でお会いしました。お話を聞かせていただき、多くの方が抱えている孤独感は察するに余りありました。安全安心確保について、高齢者ご本人、民生委員、地域住民のご意見・ご要望を伺いながら進めます。

〇経費のかからない健康長寿策として、かむかむ運動(食事のとき30回噛む 消化力・殺菌力・免疫力向上)を進めます。

〇時には病院まで1時間も乗らなければならない、等々の限界も見えてきた菜の花タクシー。「概ね便利だから利用する」という人よりも、重要なのは利用しない人の意見です。その意見を反映し使い勝手を向上させます。さらに一歩進め、「地域交通システム」を高齢者の移動手段の確保、利便性、公平の見地から、国の地域活性化施策の検討に併せ、抜本的に見直していきます。

2-9 教育・文化力

〇保育園、小学校、中学校、高校の将来像について検討を促進します。
政府や長野県における検討も踏まえながら、広く市民の間でのそのため各種見本になる事例について、市民から代表者を募り、積極的に視察を行っていただきます。

〇地域活性化に取り組む学生NPOに市が会員として加入します。飯山の雪まつり、夏まつりなどに学生が積極的に参加してもらえるよう必要な情報提供などを行います。

〇教育は未来への投資! 地元校である飯山高校、下高井農林高校に、財政、資料・情報提供、授業協力など可能な限りの支援をしていきます。

〇近年飯山の象徴の一つとして定着した菜の花をうたった高野辰之作詞の「朧月夜」を市民愛唱歌として、またユキツバキに加えて「菜の花」を市の花として制定することについて、ひろく市民の意見を聞いて検討していきます。

〇国文祭(国民文化祭)の長野県開催を県に積極的に提案し、その実現を目指します。長野県での開催に際しては、飯山市で数種目以上の開催を実現し、「文化の信州飯山」を発信していきます。飯山での集客効果を、継続的な文化、観光資産に育てていきます。
 ※国文祭は1986年に第1回が東京で開催されて以来、今年の秋田で29回目。文化の振興ばかりでなく、観光面での交流人口増加に寄与します。

2-10 防災力

〇高齢化、過疎化に伴い防災力の維持、強化はますます重要です。

〇地区集会所など住民に身近な避難先となる施設の耐震チェックと必要な措置を計画的に進めます。宿泊施設についても同様です。それらが完了するまでの間、耐震基準を満たす住宅所有者の協力を得て、一時避難先としての使用に協力を得る方策を検討し実施します。

〇水害・千曲川の増水時の、水位に基づく明確な避難基準などを策定します。

〇一人暮らし高齢者、障がい者など弱者の救急体制を確立します。

〇千曲川水系のうち長野県管理区間の国直轄化実現に注力していきます。

〇地震、水害、雪害、地滑り雪崩発生時の対応マニュアルを整備します。

〇飯山市の一部は、柏崎・刈羽原子力発電所から50㎞圏内にあります。柏崎・刈羽原子力発電所の再稼働に反対します。同発電所の使用済み核燃料の取り扱いについても早急に万全を期するよう関係機関に求めます。

2-11 エネルギー自立力
〇小水力発電、木質バイオ発電、地中熱ヒートポンプなど再生可能エネルギーの開発・普及に取り組みます。経済基盤の強化になり、環境維持に貢献できます。
○雪エネルギーを、雪室、雪冷房などに積極的に活用します。

3 市と地域の将来ビジョン力

〇当面緊急の人口対策などを実施しながら、中長期にわたる飯山市のビジョンについて広く市民や有識者による検討を進めていきます。特に、飯山市全体のビジョンだけでなく、旧町村単位程度の地域の将来像についても広く関係市民の検討を進めていきます。地域力を高める経済基盤や生活スタイルなども大いに議論していかなければならないと考えます。

〇長期的な人口の趨勢などを踏まえ、コンパクトな地域づくりについて、単核、複数核両様視野に入れ、新たな交通体系なども考慮し、検討を進めていきます。

4 政策実現力

〇「積雪地域総合再生特区(仮称)」を実現します。
中央官庁に積極的に働きかけ、できるだけ早期に内閣府の認定を得ます。これにより財政支援、税制支援があり、規制を積雪地域に合わせて変更することもできやすくなります。

〇雪国は除雪費、除雪機、燃料、4WD、冬用タイヤなど余分な経費がかかります。積雪地域暮らし追加経費負担調査を復活します。データに基づきしっかり発信していきます。 

〇飯山を真剣に愛し応援してくれる政策顧問を委嘱します。
市内外から10名程度、経済人、府省幹部経験者、県庁幹部経験者、研究者などを政策顧問に委嘱します。交通費・宿泊費・日当のみの条件で受けていただける方をお願いします。

〇行政事務・事業とは、市民の大切な財産を運用させていただいていることだと肝に銘じ、年4回、進捗状況を公表します。
 出資者である市民への報告は義務。市民には知る権利があります。実際、企業の試算表は1ヶ月単位で作られ、毎日のように事業を検証・修正しています。結果は消費者により、おのずと評価が下されます。消費者も倒産もない行政事業には、検証・報告をなすべき制度として組み込む必要があります。評価と検証は当然に行うべき事であり、特別な負担ではありません。それを元に、改善していくことにより、よりよい事業、ひいては市民のための事業となります。
問題は公表を真摯にする意思と熱意があるかです。どこかに書いてあるとか、12ヵ所100数十人の説明会で市民の意見を聞いたからとか…。読まない人、来ない人が悪いのでしょうか? 売る努力をしないで、買ってくれないお客様が悪いのでしょうか? 
 批判のための批判をしているのではありません。良いことも、都合の悪いネガティブ情報も、民間にならい、公表すべきです。繰り返しますが、そのことが良い事業、最終的には市民のためになります。
市民がよく知らずにいつの間にかこうなってしまったという、あってはならない一例です。 IT企業誘致に用意した場所には市民プラザが。そのプラザ、来春の供用開始の予定が大幅に遅れて来秋に。25億円の建設費は規模を縮小しても32億円にふくれ、消費税も9千万円アップ。飯山駅については、駐車場は従来の無料駐車場から最低でも月額5千円(年6万円)の有料となります。人口2倍の糸魚川駅は飯山駅の半分位の工事費。食の町屋は4月開業予定が入札不調で規模縮小を検討中、開店は来春という有様。このままでは、回遊性のあるまちづくりも、なんら従来と変わらない状況。重要な2次交通も検討中のままです。過疎債を使えば返済しなくていいという思い込み。市の財政は問題はなく、健全化に向かっているという思い込み。市民のどの位の方が実態を知っているのでしょうか。

〇社会の変化に迅速に対応するため、弾力的な予算を組みます。一度決めたら、計画通りに行うということが、事業の目的でも成功でもありません。

※以上の政策を進めるなかで行財政の効率化なども一体として進め、常時ひとりひとりの市民の意見に真剣に耳を傾け、改善改良改革に務めます。
※ご意見等はezawakishio@gmail.com にお願いします。

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